観光する側もマナーを守りたい オーバーツーリズム

ツアー

ここ数年、オーバーツーリズムが深刻化しているという話を耳にします。年々それが加速しているようなんです。

オーバーツーリズムとは
観光地にキャパ以上の観光客が来ること。

観光客側にとっても人混みでゆっくり観光できないだけではなく、交通渋滞も起きます。逆にそこに住んでいる方にとってはたくさんの人が来ると騒音にもなりますし、ゴミのポイ捨てなどの原因から地域住民と観光客の間でトラブルが起こることもあります。

キャパ以上の観光客が来てしまうと、トイレの設置や掃除、ごみの回収などいろんな費用がかかり、街の財政圧迫にも繋がります。しかし観光客側もトイレが少ないと行列になり困りますし、トイレを気にしてゆっくり観光できないなんて声も聞いたりします。

キュートラ1号
どっちにも良くない…

オーバーツーリズムに税を導入

イタリアの旅行先で人気都市の1つのヴェネチア。ヴェネチアはとても小さな街で人口約5万5千人に対し、年間約3千万人の観光客が訪れるそうです。

ベニス

水の都と呼ばれるヴェネチア(ベネチア)

キュートラ1号
ちなみに英語名はベニスです

観光で成り立っている街ではありますが、許容範囲を超えるとトラブルも絶えません。マナーを守らない観光客も沢山います。そこで「入場税」の導入をしようという動きになりました。イタリア国会で可決されたので今後導入は適応されることになりますが、まだ具体的にはまとまっていない様です。

宮島

こちらも導入計画のある広島県の宮島。世界文化遺産・厳島神社のある有名な地です。宮島もオーバーツーリズム対策として、宮島に渡る船に入島税を導入する計画を立てています。今のところ2021年から課税を検討しているそうです。

一部抜粋した例でしたが、世界的にもオーバーツーリズム対策を検討している国が沢山あります。税金がかかるのは正直痛いけど、税金などで入場制限することで快適に観光することもできるメリットはありますよね。

観光には来て欲しい。けれど来すぎも困る。というなんとも言えないジレンマ。受け入れる方も大変ですが、観光する側もマナーは守らなくてはいけません。悲しいことに毎年必ず耳にする、歴史的建造物への落書きや石造や銅像を壊すなど。マナー以前にモラルです。絶対にしないで下さいね!

さてさて、ワタクシ現在ミャンマーの旅の途中です。(と、書いているのは出発前ですが)マナーを守って行く側も受ける側もwin-winな旅にしたいです。

旅に集中するためいつもより更新少なめですが、楽しい情報を集めて後日発信していきたいと思います!

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