世界のラッキーナンバー|国によって縁起のいい数字は違う?

ラッキーセブンといえば「7」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
でも、旅をしていると「縁起の良い数字」は国によって違うことに気づきます。
私がタイを訪れた時に知ったラッキーナンバーは、なんと「9」。
日本ではあまり意識しない数字ですが、タイではとても縁起の良い数字として親しまれています。
今回は、そんな世界のラッキーナンバーを数字ごとに紹介します。
国によって縁起の良い数字は違う?

日本では「7」がラッキーセブンとして有名ですが、国や文化によって縁起の良い数字はさまざまです。
その考え方の一つに、陰陽道があります。
陰陽道では、
・1
・3
・5
・7
・9
の奇数を「陽」の数字とし、縁起が良いと考えられてきました。
反対に、
・2
・4
・6
・8
は「陰」の数字とされています。
特に9は奇数の中で最も大きな数字で、「陽が極まった数字」とされることから、縁起が良い数字として考えられてきました。
数字ごとの意味を見てみよう

1
「始まり」を表す数字。
意志・起源・成長など、新しいことへ挑戦する意味を持つ縁起の良い数字とされています。

2
分裂や対立など、二元性を表す数字。
陰と陽、善と悪など、対になるものを表すことから、あまり縁起が良くない数字と考えられることもあります。

3
調和を意味する縁起の良い数字。
三位一体をはじめ、日本にも3にまつわる言葉が数多くあります。
- 三三九度
- 日本三景
- 早起きは三文の得
- 万歳三唱
- 三度目の正直
昔から「3」は縁起の良い数字として親しまれてきたことが分かります。

4
4は物事の基盤を表す数字とされています。
例えば、東西南北は世界の基準となる四方向です。
日本や中国では「4=死」を連想するため縁起が悪い数字とされることが多い一方、ヨーロッパでは十字架や四つ葉のクローバーなど、幸運を象徴する数字として親しまれています。
同じ数字でも、国が違えば意味がまったく変わるのは面白いですね。

5
5は、人間を表す数字とされています。
五体、五臓、そして手足の指も5本。
協調性や思いやりのほか、発展・情熱・自由など、前向きな意味を持つ数字と考えられています。

6
6は、調和を意味する「3」が2つ集まった数字として、「完全な調和」を表すともいわれます。
豊かな想像力や温和、気品などを象徴する数字でもあります。
一方で、欧米では「666」は悪魔の数字として有名です。
良い意味を持つ6でも、並び方によって印象が変わるのは面白いですね。

7
日本でもおなじみの「ラッキーセブン」。
7は宗教とも深い関わりがあり、キリスト教では「神が7日間で世界を創造した」とされることから、特別な数字とされています。
仏教やヒンドゥー教では、人体には7つのチャクラがあるという考え方もあります。
そして日本では、七福神。
世界中で縁起の良い数字として親しまれている代表的な数字です。

8
日本では「末広がり」の数字として有名です。
さらに中国では、発展や繁栄を意味する「発(ファー)」と「8」の発音が似ていることから、最も人気のあるラッキーナンバーになっています。
その象徴ともいえるのが、2008年北京オリンピック。
開会式は2008年8月8日午後8時8分に始まりました。
車のナンバーや電話番号、部屋番号でも「8」が好まれることが多いそうです。

9
9は努力や達成を意味する数字です。
日本では「苦」を連想することから避けられることもありますが、海外では評価が大きく変わります。
タイでは、「9」の発音が「前進する・発展する」という意味の言葉に似ていることから、ラッキーナンバーとして親しまれています。
ベトナムでも9は縁起の良い数字。
陰陽道では奇数の中で最も大きいことから「陽が極まった数字」とされ、「他に劣らない数字」と考えられています。
※ベトナムでは、人気ビール「333(バーバーバー)」も有名です。
3が3つで合計9になることから、「幸運を呼ぶビール」といわれることもあります。
また、車やバイクのナンバーでも、合計が9になる番号を好む人が多いそうです。
まとめ
同じ数字でも、国が変われば意味も大きく変わります。
日本では縁起が悪い数字でも、海外では幸運の象徴になっていることも珍しくありません。
旅先で車のナンバーやホテルの部屋番号、商品の価格などに注目してみると、その国ならではの文化が見えてくるかもしれません。
数字一つにも、その国の歴史や価値観が表れていると思うと、旅がもっと面白くなりますね。









