直訳するとスゴイ歌詞だった【Norwegian Wood (This Bird Has Flown)】

ノルウェーの森
英語の歌を辞書で調べて勉強した方っていらっしゃるかと思います。私もそのひとり。中学生だった頃、親が集めていたビートルズのレコードが家にたくさんあり、かなり年代物のステレオがあったので、何となく聴くことがありました。

その中でもNorwegian Wood -This Bird Has Flown-(ノルウェーの森)が好きで、のちに辞書で調べて歌詞の意味を知ったのですが、当時絶句した記憶があります(笑)

ノルウェーの森は村上春樹さんの小説で有名ですよね。このストーリーの中にもビートルズのNorwegian Woodが登場します。

とても美しい曲なんですけれどね…。

-ノルウェーの森- Norwegian Wood (This Bird Has Flown)

このノルウェーの森の作曲はギターのポールマッカートニー。作詞はジョンレノンです。この曲にはインドの楽器シタールが使われているため、てっきりインドと縁の深いジョージハリスン(同じくビートルズのギタリスト)が作ったものだと思いこんでいましたが、ポールさんだったのですね。

ジョージハリスンは没後ロサンゼルスで火葬されたのち、本人の遺言で、遺灰をガンジス河へ散骨しました。

何とも不思議で美しい曲なのです。私はシタールの音が好きなのですが、多分この曲がきっかけだったのかもしれません。

曲と歌詞のギャップが…

まずタイトルのノルウェーの森「Norwegian Wood」ですが、直訳するとノルウェー産の木材です。

うまく歌詞として日本訳できませんが、英語の歌詞のあと、歌詞の直訳を書いてみたいと思います。

-ノルウェーの森- Norwegian Wood (This Bird Has Flown)

I once had a girl
Or should I say she once had me
She showed me her room
Isn’t it good Norwegian wood?
She asked me to stay
And she told me to sit anywhere
So I looked around
And I noticed there wasn’t a chair
I sat on a rug biding my time
Drinking her wine
We talked until two and then she said
“It’s time for bed”
She told me she worked
In the morning and started to laugh
I told her I didn’t
And crawled off to sleep in the bath
And when I awoke I was alone
This bird had flown
So I lit a fire
Isn’t it good Norwegian wood?

直訳したストーリー

ナンパされた(もしくはした)女の子の家に誘われて行った。

「素敵でしょ?ノルウェー産の木材でできているの」と彼女が言った。
「泊まっていけば?好きな所に座って」と彼女に言われたけれど、
椅子がないから床の絨毯に座って、深夜2時まで彼女とワインを飲んだ。

「もう寝る時間。朝から仕事なの。」と言って彼女が笑った。
僕は仕事も予定もないのに。仕方ないから這って風呂場に行って寝た。

目が覚めたら彼女の姿はなかった。
僕はひとりぼっちだった。

だから僕は家に火をつけた。
よく燃える。
ノルウェー産の木だからね。

といった感じの内容。(素人訳なのでご了承ください。)

曲は好きなんですけどねぇ…歌詞がねぇ…好みではありません。そんな内容であることを忘れて聞いてみてください。(笑)

このように実は意味を知ると

キュートラ1号
え?

って思うものってたくさんあると思います。

元祖直訳といえば王様

イギリスのロックバンドディープパープルのメドレーを超直訳で歌っていた「王様」という方がいらっしゃいます。
代表アルバムは深紫伝説(笑)ディープパープルの直訳メドレーです。直訳するとこんなにおもしろいんだ!と世に伝えてくれたアーティスト?です。

キュートラ1号
YouTubeで探してみてね!

英語学習に好きな歌で勉強してみると楽しいですよ。以上「直訳するとスゴイ歌詞だった」でした。

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