【ロンドン】コヴェントガーデンにあるスーツをリサイクルして作ったバッグがオシャレ
今回は振り返りを書きたいと思います。今から12年前、ロンドンに短期留学した時の話です。ピカデリーサーカスにあった学校の帰り、お手頃価格で野菜が手に入るお店がSOHOの手前にあり、野菜を買った後、辿り着くのがコヴェントガーデンでした。
コヴェントガーデン
コヴェントガーデンはロンドンの中心部にあるショッピングエリアです。ここはもともと生鮮食品を取り扱う市場でしたが、交通渋滞が深刻になり市場は移転。残った建物を利用して、様々なショップが集まるようになったところです。オードリー・ヘップバーンが主演した映画「マイ・フェア・レディー」のロケ地としても有名です。私がこのマーケットで一番好きだったのが、ストリート・パフォーマンスでした。ウェスト・ピアッツァ広場では大道芸を見ることができ、ローアー・グランド・フロア―では音楽演奏が楽しめます。この場所でパフォーマンスを披露するには、厳しいオーディションがあり、勝ち抜いたパフォーマーだけが立てる舞台なのだそうです。ですので、とてもクオリティの高いパフォーマンスを見ることができるのです。
アップル・マーケット
このマーケットの中でも有名なのがアップル・マーケットです。世界に一つのアートやハンドクラフトと出会えます。その中で私が出会ったお店がこちら。
Suitecase
数あるショップの中で一番心惹かれたお店です。
スーツのリサイクル生地で作ったショルダーバッグなんですよ。12年経った今でもお気に入りの大切なバッグです。
※画像はSuitecaseのサイトより
1着から作られるのはトートバッグ、手さげバッグ、ミニバッグだそうです。ですので、全てが1点もの。ミニバッグは袖で作られ、トートバッグは襟で作られています。
私が購入したショルダーバッグはパンツと袖でできています。おしりのポケット部分がそのまま使え便利なんですよ。
中は赤でかわいいですし、男女問わず使えるデザインと大きさです。
Suitecaseの由来
デザイナーのエドソンさんは実家がスーツの仕立屋さんだったそうです。新しいスーツを作る際に古いスーツを引き取りしていたものが溜まってしまったので、何かに使えないか?と考え生まれたのがこのバッグなのだそうですよ。ものすごく高い金額ではありませんでしたが、(当時の価格で¥8000くらいでした。)購入まで何度か悩み、何度も足を運んだお店です。そのおかげでエドソンさんとお話する機会が増え、このお店の由来を聞けたり、FACE TO FACE(対面)を大事にしている事などを知りました。当時はネット販売もされていましたが、現在はコヴェントガーデンで対面販売のみの様です。物価が高いイギリス。節約の毎日でしたが、帰国が迫り、最後に自分へのご褒美に買ったバッグです。(笑)
音楽とアート、1点物がみつかるたくさんのお店。ロンドンに行かれる方には、是非訪れていただきたい場所、コヴェントガーデン。世界に一つしかない素敵なバッグSuitecaseはおすすめのお店ですよ。
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