ブルネイに来たらボートでボルネオ半島にしか生息しないテングザルを探しに行こう!
本日のメインイベント、野生のテングザルを探しに行きます!ボート乗り場のあるウォーターフロントへ到着すると、ボート乗り場の人達から「モンキー?」と声をかけられます。
交渉してボートをチャーターする
ボート料金の相場は1時間B$20です。それ以上の金額を言われたら他の人に聞いてみましょう。キュートラはテングザルの後ホタルも見に行きたかったのでセットで交渉しましたが、見に行く時間帯も違うので、一気に周ることはできないと言われました。
なんで蛍見たいの?と不思議そうに聞かれましたが、地元では見ることができないからだと伝えると、今日はハリ・ラヤ(祝日)だから夜は舟を出したくない。と蛍鑑賞はなかなかの確率で断られました。
「モンキーだけ行こうぜ!」と打診されましたが、数人にあたってみたところ、「いいよ!」と引き受けてくれたのが
今回お世話になったArinさん。
さぁ!テングザルを探しに出発です!
テングザルウォッチング
移動中はボートから見えるブルネイの名所やブルネイの話を交えつつ、Arinさんが家族の話をし始めました。
彼の家は水上集落にあるらしく、国は陸で暮らすように勧めているため引っ越すと補助金が出るそうなのですが、水上もブルネイの観光地の1つになっているからこちらも補助金が出るんだって。水上は便利だし涼しいから引っ越さないんだ!と言っていました。
奥さんは1つ年上で子供は4人、10代で結婚したなどなど話は尽きません(笑)
そんな話をしているうちにテングザルが生息しているエリアに入りました。ここからは全員真剣にテングザルを探します。
最初に見つけたテングザルの家族。
望遠で撮ってこれくらいでしたが、Arinさんが家族単位で見ることが出来たなんてラッキーだよ!と。
やはり遠いのでテングザルの特徴である鼻がよく見えませんでした。(特徴のある鼻はオスだけ)
更に奥へと進んでいきます。途中、川沿いにある民家の屋根の上に猫っぽいのが見えたのですが、なんだか様子がおかしい。
ボートを民家の方へ進めてもらうと
バッチリ鼻も見えます。
まだ気づかれていません。
よいしょ。と言わんばかりの感じで座りました。
くつろいでます。
あ。見つかりました。
テングザル:見んなよ!
テングザル:くつろぎの時間を邪魔しやがって!
テングザル:見てんじゃねーよ(怒)
と、多分思っていたであろうテングザルでした。
緑の中にいると特徴の鼻が見えにくいので、民家の屋根の上でしたがバッチリ見られて良かった。
必ず見ることができるわけではないので、2回も遭遇するなんてラッキーだよ!屋根のモンキーはなかなか見ないよ!とArinさんも興奮気味でした(笑)
寄り道
この後も探しましたが出会えなかったので戻ることに。ちょいちょい誰かと通話していたArinさんが「戻る途中、友達迎えに行っても良い?」と聞くので、
そういえば前にランカウイでもこんなことがあったなと思い出したのでした(笑)
その友達は水上集落にあるお宅でハリラヤパーティーに参加していたらしく
午前中に行ったカンポン・アイールに再び行きました。
迎えに行ったお家は飛行機がいっぱいで可愛かった。
友人たちを乗せてブルネイ市内へ。午前中には通らなかったルートだったのでちょっとしたドライブになったので得した気分になりました。
一旦降り、暗くなる19時過ぎにまたボート乗り場で会う約束をし解散。
蛍ウォッチング
どうやらブルネイではあんまり蛍の鑑賞はメジャーな感じではありませんでした。
Arinさんも蛍よりこの川に生息するワニを見せたかったらしく、ワニ探しが始まりました。居そうな場所を真剣に探しています(笑)どうやら見つけたらしく小声で「あそこにいる!」と。
目を凝らしてみると
スマホで撮るのはこれが限界でしたが、ワニがいました。(わかりにくいけれども)
ワニを見つけて満足そうなArinさん。次は蛍を探しにいきましたが、数匹いるくらいでたくさんの蛍を見ることはできませんでした。自然のものなのでこればかりは仕方ありません。
写真も動画も撮りましたが、ほぼ暗闇なので載せませんが…。
蛍は残念でしたが、ワニも見れたことだしテングザルをバッチリ見ることが出来たので大満足です。
帰路の途中夜景が見えるところで止まってくれたりしてくれました。
到着し降りる時に「蛍が全然見れなかったから」と、相場B$20×2(モンキーと蛍の2回分)なのに、全部でB$25でいいよと。
そして、ブルネイはとても安全な国だからまた来てほしいし、来年はきっとオープンハウスもあると思うよ!来たら連絡してね!と連絡先を教えてくれました。
海外に行く時はいつか渡すシーンがあるかも?と日本のお土産を用意して行きます。良くしてくれたお礼にリュックに忍ばせていたお土産を渡すと喜んでくれました。
かさばらず荷物にならない手拭いなどはおすすめです。
お別れしホテルへと戻りました。精力的に観光スポットをまわった1日。
いよいよ明日はブルネイを後にしますが、まだ旅は続きます。
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