ラビハウズは本当は怖い場所?
ウズベキスタンのブハラ旧市街は街全体が世界遺産。その中でも市民と観光客が入り混じって集う中心の場所にあるのがラビハウズという人工池です。
力ずくのハウズ
ラビハウズの古い伝説です。
アブドゥールアジズ・ハーンの大臣ナディール・ディヴァンベギは街の中心にハウズ(池)を作ろうと計画。しかしその場所にはユダヤ人女性が住んでいました。
その女性に池を作るために土地を売ってくれないか頼みましたが、彼女は断りました。
どうしても池が作りたかった大臣は、彼女の家の下に運河を通し、やがて家は流されてしまいました。
そうして手に入れた土地に大臣は念願の池を作ったことから、「力ずくのハウズ」と呼ばれるようになったそうです。
そんな暗い伝説があるにもかかわらず、ラビハウズは観光客だけではなく、ブハラ市民にとっても憩いの場所です。
行列の絶えないソフトクリーム
ラビハウズで大人気のソフトクリーム屋さんがあります。大きさは2種あり、スモールを買ってみましたが、以外に大きい。
(約¥26)
鮮やかな黄色の部分は何味かと思いきや、白も黄色も同じミルク味でした。ウズベキスタンは乳製品がとても美味しいので、アイスもめちゃウマ。
ラビハウズに来たらぜひ食べてみてください。
一日中賑わうラビハウズ
ラビハウズを囲むように、レストランとカフェがあります。
ラビハウズに住んでいる鳥ものびのび。レストランで食事をしている人から色々ともらえる事を知っているので、かなり人馴れしている様子。
撮影スポットとして3匹のラクダのオブジェがあるのですが、ここも大人気。
やっと人が居なくなってシャッターチャンス!
と思っていたら、うちの孫も写して!と(笑)ウズベキスタンは気さくで明るい人が多いです。
そして踊るのも大好き。
夜のラビハウズも賑やかで、毎晩レストランでは生歌が披露されているようでした。
特に女性は年齢問わずに踊るのが好きなようで、レストランでも音楽がかかると踊りだす人が多かったですね。
そんな様子を見ていると、ウズベキスタンって人々の幸せ度数が絶対高い国だろうなぁ。と思ったのでした。
余談
ウズベキスタンではアジア系の人も多いため、日本人は珍しがられないとガイドブックには書かれていましたが、実際は珍しいみたいで、いろんな人から一緒に写真を撮って!と言われたり、盗撮されたり(笑)
特にブハラでは現地の人に声をかけられるのが多かった気がしますが、どの都市でも出会った人はみんな良い人ばかりだった!(一部のタクシードライバー以外は…。)幸せな気持ちになれるといいますか、幸せのおすそ分けをもらっている。そんな感じがしました。
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