シンガポールに来たら食べておきたい海南鶏飯とマンゴーかき氷
シンガポール名物のひとつ、海南鶏飯(ハイナンジーファン・かいなんけいはん)。地元でも美味しいと言われる名店はホーカーズ(屋台村)から高級レストランまで幅広くあります。今回はチャイナタウンでどうしても食べたかったマンゴーかき氷と、このエリアのホーカーズで名店ととして有名な海南鶏飯を食べに行ってきました。
海南鶏飯(ハイナンジーファン・かいなんけいはん)とは
茹で鶏とその茹で汁で炊いたご飯(いわゆるチキンライス)で、シンガポールやマレーシア、タイなどの東南アジア周辺地域の一般的な料理です。※タイでは｢カオマンガイ｣という名前です。
海南鶏飯はお好みでソースをかけていただきます。黒醤油は少し甘めで海南鶏飯の基本のソース。これに辛味が欲しい場合はチリソースも。以前タイで食べたことがあるのですが、見た目はシンプルながらお肉はとってもやわらかくジューシー。一度食べたら病みつきになってしまいます。
マクスウェルフードセンター(ホーカーズ)の海南鶏飯
ガイドブックでも必ず掲載され、日本でもかなり知られている海南鶏飯専門店と言えば天天海南鶏飯(ティエン ティエン ハイナニーズ)。シンガポールでもNo1と言われているそうで、行列の絶えないお店として有名です。
行列の絶えない店と聞いて、並ぶのが嫌いな私は覚悟して行ってみましたが
この日到着したのは15時近く。運悪くこの日は完売のため終了。営業時間は10：30～20：00までなのだそうですが、売切れ次第閉店するそうです。どうしてもここで食べたい方は午前中に来た方が良いですね。
ここを目当てに来ていた日本人観光客が、落胆して帰っていかれる姿を目にしました。「どうしても天天海南鶏飯のが食べたい！」と場合は支店もあるそうですよ。
先ほど、「どうしても天天海南鶏飯のが食べたい！」場合と書きましたが、天天海南鶏飯の味を継承するお店があります。しかも場所が天天海南鶏飯の数軒左隣に…。
名前は阿仔海南鶏飯。天天海南鶏飯で長年働いていた方が独立し開いたお店です。オープン当初は｢並ばずに天天の味が食べられる｣と言われていたそうです。こちらも行列ができていましたが回転も早いので待ち時間はそんなに感じませんでした。
海南鶏飯、スープ、青菜の炒め物のセットにしてみました。これでS＄5(約￥420)です。
ちなみに海南鶏飯単品にもスープは付いていました。天天海南鶏飯はスープのサービスは無いそうで、このスープ付きが人気で阿仔海南鶏飯も常に行列の絶えないお店だそうですよ。
海南鶏飯のお次はマンゴーかき氷のお店に移動しました。
味香園甜品(Mei Heong Yuen Dessert)
ふわふわのかき氷で有名な味香園甜品はチャイナタウンにある人気のスイーツ店です。オーチャードという場所にも支店があるそうで、ホテルからはそこの方が近かったのですが、支店はクーラーが効いているという情報を得ていたため、本店のあるチャイナタウンへ。クーラーの寒さでかき氷の味が半減しそうだったからです。
店に入ると席に案内され、メニュー表を受け取ります。今回はマンゴーかき氷と決めていたので迷いませんでしたが、メニューは種類が豊富で選ぶのが大変そうです。
店員さんが注文を取りにきてくれましたので、｢マンゴーかき氷2つ｣とオーダーしました。
周りを見ると、2人でシェアして食べている方が多かったです。見る限りそんなに大きさは感じなかったのですが…。個人的には台湾で食べたマンゴーかき氷の方がよっぽど大きかったと思います。
注文後は席の近くにあるレジで先に会計を済ませるシステムでした。5分程待つと店員さんが運んできてくれました。その表情を見ると、おそらく心の中で｢本当に1人1個食うのかよ？｣と思っていたに違いありません。
高さはありますが、ふわふわですからね。あっというまに完食。とても美味しかったです。にやにやする店員さんに別れを告げ店を後にしました。
チャイナタウンは観光やショッピングで有名なエリアです。お土産品も安く、ここで購入される方も多いと思います。このエリアにきたなら海南鶏飯と味香園甜品のスイーツを味わってみてください。天天海南鶏飯で食べたい方は午前中に行くことをオススメします。
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