ニョニャ料理とは?マレーシア・シンガポールで食べたい人気料理10選

旅の楽しみといえば、その土地ならではの食事。
私の場合、「これが食べたい!」と思った料理が旅先を決めるきっかけになることも少なくありません。
今回は、マレーシアとシンガポールで親しまれているニョニャ料理をご紹介します。
独自の食文化「ニョニャ料理」とは?
ニョニャ料理は、プラナカン料理とも呼ばれる伝統料理です。
プラナカン(Peranakan)とは、マレー半島などに移り住んだ中国系移民と現地の文化が融合して生まれたコミュニティや文化を指す言葉です。
その中で、中国料理をベースにマレー料理や東南アジアのスパイス・食材を取り入れて発展したのがニョニャ料理。
中国とマレー、それぞれの食文化が混ざり合って生まれた独自の料理として知られています。
マレーシアやシンガポールには、ニョニャ料理のほかにもマレー料理、インド料理、アラブ料理などさまざまな食文化があり、食べ歩きが好きな人にはたまらない国です。
マレーシアとシンガポールの共通点
ニョニャ料理が両国で親しまれている背景には、歴史や文化のつながりがあります。
シンガポールは1965年にマレーシアから独立した国。そのため、現在でも食文化には多くの共通点があります。
現在もシンガポールとマレーシアは橋で結ばれており、陸路で国境を越えることができます。
島国の日本ではなかなか想像しにくいですが、国境を越えて隣の国へ食事や買い物に行けるというのは、ちょっとうらやましく感じます。
ニョニャ料理の代表的なメニュー10選
ニョニャ料理には魅力的な料理がたくさんあります。
今回は、その中でも代表的な10品を紹介します。
Laksa(ラクサ)

香辛料や魚介、ココナッツミルクなどを使ったスープ麺です。
当時はニョニャ料理だとは知らなかったのですが、ワーキングホリデー中にアルバイトをしていたヌードルスタンドで毎日のように作っていました。
ココナッツミルクのまろやかさとスパイスの風味がクセになる味で、まかないでも飽きることなく食べていた思い出があります。
ラクサは地域によってスープや麺の種類が異なるため、現地で食べ比べるのも楽しみのひとつです。
Kaya(カヤ)

画像元:nyonyacooking.com
カヤはココナッツミルクと卵などで作る甘いジャムです。
トーストに塗って食べるカヤトーストは、マレーシアやシンガポールの定番朝食のひとつ。
朝から現地らしい朝食を楽しみたい人にはぜひおすすめです。
Ayam Pongteh(アヤム・ポンテ)

画像元:eatdrinkkl
鶏肉とじゃがいもを、発酵大豆を使った調味料などでじっくり煮込んだ料理です。
醤油系の味付けで、日本人にも比較的親しみやすい料理です。
Otak Otak(オタオタ)

魚のすり身にココナッツミルクやスパイスなどを加え、バナナの葉で包んで焼いた料理です。
地域によって材料や調理法も異なります。
以前バリ島で食べたことがありますが、スパイシーでビールによく合う味でした。
Popiah(ポピア)

画像元:gomelaka
薄く柔らかい皮で、野菜や卵、エビなどの具材を包んだ料理です。
チリソースなどをつけて食べることもあり、軽食としても人気があります。
Pie Tee(パイティー)

画像元:nyonyacooking.com
別名「トップハット」とも呼ばれる、見た目もかわいらしい前菜です。
揚げたカップ状の生地に、野菜やエビなどの具材を詰めていただきます。
サクサクした器と具材を一緒に楽しめる、ニョニャ料理らしい一品です。
Kangkong Belachan(カンコンブラチャン)

空芯菜を、ブラチャン(エビなどを発酵させた調味料)やチリで炒めた料理です。
東南アジアではよく見かけるメニューで、ご飯にもよく合います。
Bak Sioh(バク・シオ)

画像元:simply-june
豚肉を醤油やスパイスなどでじっくり煮込んだ料理です。
しっかり味の染み込んだ豚肉とご飯の相性も良く、日本人にも比較的食べやすそうな一品です。
Udang Lemak Nanas(ウダン・ルマッ・ナナス)

画像元:nyonyacooking.com
ココナッツミルクを使ったソースに、エビやパイナップルなどを加えた料理です。
パイナップルの甘酸っぱさとココナッツミルクのまろやかさ、スパイスの組み合わせが特徴です。
Ayam Buah Kelua(アヤム・ブアクルア)

画像元:singapore.navi.com
鶏肉を「ブアクルア(ブラック・ナッツ)」と一緒に煮込んだ、ニョニャ料理を代表する伝統料理です。
ブアクルアはそのままでは食べられないため、時間をかけて下処理をしてから料理に使われます。
独特の風味とコクがあり、手間ひまをかけて作られるニョニャ料理らしい一皿です。
まとめ
今回は、代表的なニョニャ料理を10品ご紹介しました。
マレーシアやシンガポールは、さまざまな民族や文化が混ざり合ってきた歴史があり、食文化もとても豊かです。
ニョニャ料理もそのひとつ。
ラクサのように日本でも名前を聞くようになった料理から、パイティーやアヤム・ブアクルアなど、現地ならではの料理までさまざまです。
実際にマレーシアやシンガポールを旅してみると、同じ料理でも地域や店によって味が違い、食べ歩くだけでも楽しめます。
ニョニャ料理は日本ではまだ馴染みのない料理も多いですが、現地で見かけたらぜひ試してみてください。
食をきっかけに旅先を決めるのも、旅の醍醐味です。










