札幌の老舗カレーDELHIは最高だった。
札幌、狸小路に店を構える老舗のカレー屋さんDELHI。
ここも何度も通っていて、お店は見かけていたのだけれど、老舗だったなんて知りませんでした。
今回、台湾人の友人が社員旅行で北海道に来ることになり、札幌でのわずかな滞在時間に会うことに。「何食べたい?」と聞くと「DELHIに行きたい!」という事ではじめて入ってみたのでした。
世界に広がる日本のカレー文化
まずお店選びで候補に上がったのは、スープカレーGARAKU。GARAKUは台湾(台北)にも店舗があるらしいので、せっかくだから違うお店にしよう!となりまして、次に浮上したのがDELHIだったんですね。
最近ではラーメンに続き、世界各国で日本のカレー店が出店し始めているんですよね。
韓国人の友人も日本のカレーが1番好き!と、言っていたし、バリ島で出会ったインドネシア人もネットでハウスのカレールーを取り寄せていると言ってました。
スパイス以外にも独自の「隠し味」があって、そこが日本カレーの魅力なのだそうですよ。
日本にも独特のカレー文化が根付いているのもあり、子供の好きなものといえば、大抵カレーだし、今では和食より絶対的に食べられている国民食ではないかな。と思います。
DHLHI
狸小路自体レトロですが、1丁目、6丁目、7丁目はレトロ感増し増しで、面白い発見ができるエリアです。DELHIがあるのは狸小路1丁目。創成川と二条市場がすぐそばにあります。DELHIのお隣は佐世保バーガーのお店。
名前の通りインドカレーのお店ですが、元祖スープカレーと言われているお店なのだそうです。
店内に入るとスープカレー屋さんや他のインドカレー屋さんとはまた違った感じの店内の香り。スパイスの香りはするのですが、ガツンとしたスパイスではなくて、どことなく優しく、なんだか体に良さそうな香りなんです。
店内は昔ながらの喫茶店で家庭的な雰囲気。席も少なく、少しお年を召したご夫婦が2人で切り盛りされているようです。
ここは東京上野にある上野デリーの暖簾わけのお店なのだそうで、店内にいたお客さんがお店の方と話していました。
そのお客さんは東京から出張で来ていたらしく、どうしても札幌のDELHIで食べたくて来た。という話をされてました。
私たちは午後のオープン時間の17:30に合わせて入店したのですぐに座れましたが、その後も続々とお客さんが来たのですが、席が空いていないため、席の予約をしていく方が多かったです。
その中には外国人観光客も多く、友人の話だと、スープがなくなり次第営業終了だから、入れて良かった!と。本当に有名なお店のようです。(地元にいながら知らなかったけど…。)
スープと具材を選ぶ
スープはDELHI名物のカシミールカレー、具材はチキンを選択。基本のにジャガイモと人参とピーマンが入っているということだったので、トッピングはしませんでした。
待つこと数分で登場。カシミールカレーは色が濃い!
ご飯に添えられた玉ねぎのピクルス「アチャール」とレモンはご飯にかけて食べるとさっぱりいただけます。
スープの色は濃いですが、優しい味でスパイスもマイルド。辛さは中辛よりちょっと辛いくらいかも。辛さが足りない方には、お好みでテーブルに置いてあるチリパウダーで調整することができます。
このカシミールカレーは、私にとって今まで食べた事ない味。
あっというまに完食。スープが全部すくえなかったのが心残りですが…。
今までは、道外から来た友人を連れて行くスープカレー屋さんはベンベラネットワークカンパニーと決めていたのですが、これからはここも入れよう!
DELHI
営業時間
11:30~14:30
16:30~20:30(ラストオーダー)
定休日:木曜
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