上海中国茶詐欺
これから上海に行かれる方。有名な観光地には観光客を装った詐欺師がたくさんいます。私は幸いひっかかりませんでしたが、遭遇した記録を書いてみたいと思います。
ガイドブックやネット上でも注意として書かれている中国茶詐欺。
・観光客を装い、写真を撮ってくださいなどと声を掛けられる
・そのあと数分立ち話をする。
・ここは寒いもしくは暑いからお茶しに行こうと誘われる。
・茶館に入り巧みに誘導されお土産まで買わされる。
・クレジットは使えない(支払いを停止することができるため)現金のみ。
私はお茶に誘われるところまで体験。
事前に注意書きを読んでおいて良かった…と思いました。
多発エリア
人民広場
南京東路
豫園商城
外灘エリア
上海に行ったら必ずと言っていいほど立ち寄る観光名所です。
日本語、もしくは英語で話しかけてくるのですが、カップルで近寄ってくるパターンが多いようです。私の時もそうでした。「写真を撮ってもらえませんか?」ここから物語が始まります。周りを見渡すと本物の観光客は…。
自分で撮っている人が多いです。今では自撮り棒(セルカ)もダイソーで売っている時代。もちろん上海の路面でも安く売っています。注意書きを読んでいたので、すぐに「これが例のあれか」と思ったと同時に、本当にいるんだな…と思いました。この時の私はインドに向かう途中のトランジットで、空港での待ち時間がありすぎたので中心部まで行きました。
外難をぶらぶらし、徒歩圏内の南京東路にある滄浪亭(ツァンランティン)へ蘇州麺(スウヂョウメン)を食べに行きました。※蘇州麺は、中国を代表するラーメンです。滄浪亭はチェーン店ですが蘇州まで行かなくてもお手頃に堪能できます。
そこから空港へ向かう途中の人民広場で遭遇してしまいました。
詐欺師と遭遇
②上海は初めてで、観光で今日で3日目。
③2人は来年結婚予定で、新婚旅行で日本に行きたいと言う。
④日本の事をもっと聞きたい。ここは寒いから良かったらお茶をしないかと誘われる。
⑤昨日行ったお店のお茶が絶品だったという。
面倒なことになる前に、トランジットで立ち寄っただけで、もう空港に戻らないといけない事を伝えお別れしました。
あれから18日後…
インド帰りに3日間、オーバーストップで再び上海へ上陸しました。目的は趣味の問屋街へ行くことと、小龍包の本場「南翔」へ行く為でした。
小籠包のふるさととして有名な街です。
南翔は地下鉄2号線で上海の中心部から約30分。
南翔駅2号出口にバス停があり、10分ほどで到着します。
(古猗園というところで降りると近いです。)
目的を果たし帰国のため空港に向かう途中、再び人民広場を通過しました。
あのカップルが居ました…。
2週間も経過し、カモにならなかった私の事など全く覚えていないのでしょう。笑顔で近づいて来ているのを感じながら、面倒なことになる前に見なかったふりをしてその場を去りました。
通貨が変わると金銭感覚も慣れるまで時間がかかりますよね。日本より安くても現地としてはどうなのか?短期間での滞在では感覚をつかむのは難しいのですが、私はコンビニやスーパー、マクドナルドで比較してからお金を使うようにしています。
特に大好きなビールで比較しますが…。
事前に防げることはたくさんあるので、気をつけつつ、楽しい旅にしたいですね。
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