お、ねだん以上のニトリが経営する小樽芸術村に行ってきました。【芸術の秋編】
すっかり秋になりましたね。秋と言えば食欲の秋、芸術の秋、収穫の秋、読書の秋、スポーツの秋などなど。自分の好きな順に書いてみましたが、スポーツは全くしませんので最後に書きました。(笑)今回の休日トラベルは、芸術の秋!ということで、小樽芸術村へ行ってきました。
小樽芸術村とは
おなじみ、お手頃価格で家具、雑貨を販売するニトリが経営する芸術村。旧三井銀行小樽支店、旧北海道拓殖銀行小樽支店を再利用した似鳥美術館、旧高橋倉庫を利用した、ステンドグラス美術館が同じ敷地内にあります。北海道企業のニトリがこのエリアを買い取り作られたのが、小樽芸術村です。
北海道に生まれ育てられたわが社は、長年のみなさまのご恩に報いる手段の一つとして、「小樽芸術村」を開設いたしました。豊かな気持ちと感動する心を育み、文化、芸術の素晴らしさを世界に発信していきたいと願っています。
株式会社ニトリホールディングス
代表取締役会長 似鳥 昭雄
※小樽芸術村のパンフレットより引用しました。
歴史ある建造物を保存、公開すると同時に、似鳥会長が集めたたくさんの芸術作品を展示している美術館です。
旧三井銀行小樽支店
北日本随一の経済都市と呼ばれた小樽にあった、旧三井銀行はルネサンス様式の外観と吹きぬけに回廊。壁や天井など至る所に美しい装飾が施されている、歴史ある建物です。
こちらは人孔(じんこう)と呼ばれるもので、厳重な金庫内にもし閉じ込められてしまった時、ここから外に出られるように作られたものです。何故かこれが気に入ってしまい、この写真ばかり撮ってしまったのでした…。
会議室。ここでどんな会議が繰り広げられたのでしょうね。
石膏飾りが美しい天井には20分おきにプロジェクションマッピングを見ることができ、本当に美しい建物でした。旧三井銀行小樽支店はフラッシュとカメラ音をOFFにすれば、撮影OKです。他にもいろいろ写真を撮ったのですが、ご紹介できないくらいの数。全貌はご来館いただき、お確かめください。(笑)最後にこれだけ…。約7分のプロジェクションマッピングを撮ってきましたので、良かったらご覧ください。
天井なので首が痛くなりそうですが、見学しやすい場所に椅子が設置されているので、座って見学することができますよ。動画は中心の装飾部分だけなので、天井全体に映し出されるプロジェクションマッピングを是非生で見ていただきたいです。
似鳥美術館
旧北海道拓殖銀行小樽支店を利用した、似鳥美術館は地下1階、4階建ての建物です。4階まで一気に上がり、下へ降りながら見学するのがおすすめのようです。この建物は1階のミュージアムショップ以外は撮影禁止です。
4F:近代の日本画
3F:洋画
2F:高村光雲と弟子たちの木彫りと棟方志功
1F:ミュージアムショップ
B1F:アールヌーヴォー・アールデコグラスギャラリー
似鳥会長が集めたのであろう、本当にたくさんの美術品です。ジャンルは様々で、どれも素敵で素晴らしいものでした。ニトリの商品がバラエティーに富んでいるのは、こういう感性のルーツがあるからなのかもしれませんね。もちろん作品に触ってはいけませんし、ガラス越しに見る作品が多い中、至近距離で見る事のできる、山下清の貼り絵は本当に緻密でした。
ステンドグラス美術館
旧高橋倉庫を利用した、ステンドグラス美術館。この建物は、20世紀前半に施工された洋風構造の建物なのだそうです。ステンドグラスは、19世紀後半から20世紀初頭にイギリスの教会で使われていたものを約140点展示。こちらはフラッシュとカメラ音をオフにすれば、撮影OKです。
ミュージアムショップ
たくさんの工芸品がありましたが、目を引いたもの。
入口の目立つ場所に鳥のガラス工芸品が。ニトリだから?
工芸品のなかにどこかで見たことあるような…
色々な作品の中にしっかり自社製品も販売していました。さすが抜け目ないですね…。
アクセス・料金
入館料は大人¥1500で、全館周ることができます。9/1にグランドオープンし、9/19に¥1900から¥1500に値下がりしたそうです。美術館としてはお手頃価格なのではないかと思いますし、美術品のバリエーションがすごいなと思いました。こちらもニトリのキャッチフレーズ「お、ねだん以上!」なのかもしれませんね。
芸術村のあとは食欲の秋を満喫
実はシーーーンとした美術館の中でスゴイお腹の音を響かせてしまいました。(笑)芸術に触れた後は食の楽しみです。小樽といえば海鮮!だけじゃないんです!!B級グルメですが、あんかけ焼きそばも有名なんですよ。あんかけ焼きそばAKY48マップというのもあるくらい、力を入れているグルメです。今回はぶらぶらしていた際に見つけたお店に入ってみました。
ラーメンめんこい亭
入りやすい雰囲気ではなかったのですが、突入してみました。中は写真が撮れそうにもない店主の雰囲気でしたので、店内の様子はお見せできませんが、お店は満員。私以外は中国系のお客さんでした。店内は失礼ですが…「とんねるずのみなさんのおかげでした」のコーナーでやっている、「きたなシュラン&きたなトラン」に出られそうな感じです。
ボリューム満点!本日のランチメニューだったそうで、税込¥500でした。味も美味しかったです。しかし、あまりのボリュームにその日の夜は全く食べられませんでした。周りを見渡すと、2人でシェアして食べているものを1人で食べていたので、チラチラと見られましたが完食。作っていただいたものは残せません!ラーメンも美味しそうでしたので、次回行くときは誰かと一緒に行こうと思います。(笑)
小樽は歴史ある建物や美しい景色、美味しい食べ物やショッピングも楽しめるため、食欲の秋と芸術の秋を一気に楽しめるエリアです。まち歩きにも一番良い季節ですし、フォトジェニックな場所もたくさん。小樽散策をしながら芸術に触れる秋。こんな休日トラベルはいかがでしょうか。
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