熱田神宮で祈願【前編】参拝方法と知っておきたい神社の作法

今回の名古屋旅で一番の目的は、熱田神宮を参拝することでした。
この年は何かと運勢が気になり、「これは神様にお願いするしかない!」ということで熱田神宮へ。
北海道には北海道神宮があるのに、なぜわざわざ名古屋まで?
……寒かったからです。(笑)
北海道神宮は暖かくなったら行こうと思っていました。
熱田神宮へのアクセス
地下鉄なら名城線「熱田神宮西駅」、名鉄なら「神宮前駅」が最寄り駅です。
私は名古屋駅近くに宿泊していたため、乗り換えのない名鉄線を利用しました。名古屋駅から神宮前駅まではアクセスしやすく、料金も手頃なので便利です。
また、名鉄線は中部国際空港(セントレア)にもつながっているため、空港からそのまま熱田神宮へ向かう場合にも利用しやすい路線です。
熱田神宮到着

名鉄神宮前駅に到着。

この日は天気も良く、絶好の参拝日和。境内は緑が多く、気持ちよく歩くことができました。

まずは案内図で現在地を確認。熱田神宮の境内は東京ドーム約5個分もあるそうです。

東門の鳥居が見えてきました。
神社へ来るたびに「参拝の作法ってどうだったっけ?」となる私。今回も忘れないように、事前にしっかり予習してきました。(笑)
鳥居での作法
鳥居に着いたら、鳥居の前で軽く一礼してから境内へ入りましょう。
これは「これから参拝させていただきます」という神様へのご挨拶です。
また、参道の中央は神様の通り道とされているため、端を歩くのが一般的な作法とされています。
熱田神宮のように鳥居が複数ある場合は、その都度一礼してからくぐるとよいそうです。
鳥居をくぐると手水舎(ちょうずや・てみずしゃ)があるので、まずは手と口を清めます。
手順が案内されている神社も多いので、その場合は案内に従えば大丈夫。今回は見当たらなかったので、事前にしっかりシミュレーションしてきました。(笑)
手水舎で手を清める順序

- 一礼する
- 右手を清める
- 左手を清める
- 柄杓を右手に持ち替える
- 左手に水を受けて口をすすぎます※柄杓に直接口をつけないようにします。
- 左手をもう一度清める
- 柄杓の柄を洗う
- 元の場所へ戻す
手と口を清めて境内を進むと、最初に現れたのが…

パワースポットの大楠(おおくす)です。
樹齢1,000年を超える御神木で、弘法大師・空海がお手植えしたと伝えられています。
幹には白蛇が住むといわれ、金運や開運のご利益があるパワースポットとしても有名です。
「もしかしたら会えるかも?」と目を凝らしてしばらく探してみましたが、残念ながらお会いすることはできませんでした。
この大楠をスマホの待ち受け画面にすると運気がアップすると人気があるそうなので、もちろん私もその場で待ち受けに設定しました。
信長塀(のぶながべい)

本宮へ向かう途中にあるのが、ぜひ見たかった信長塀(のぶながべい)です。
熱田神宮は、織田信長が桶狭間の戦いの前に戦勝祈願をしたことで知られています。
そして見事勝利を収めた信長が、お礼として1560年に奉納したのがこの信長塀です。
桶狭間の戦いは、約2万5千ともいわれる今川義元の大軍に対し、織田信長が少数の軍勢で勝利した、日本史でも有名な合戦です。
この勝利をきっかけに信長は勢力を大きく広げ、戦国時代の流れを変えたともいわれています。

土と石灰を混ぜて造られた信長塀は、地震や戦災にも耐え、一度も崩れていないといわれています。
1560年に奉納されたので、この記事を書いた2019年の時点で約459年。
日本三大土塀の一つにも数えられ、「安定」や「勝運」のパワースポットとしても人気です。
そんな歴史ある塀なのに…
やっぱり、いるんです。

落書きをする人。
正確には、ペンで書くというより何かで削って傷を付けていました。
約460年もの間、戦国時代から現代まで残ってきた貴重な文化財です。
お願いですから、これ以上傷つけないでほしい。
こうした建造物や自然は、今まで残ってきたこと自体が奇跡です。
傷つけても誰も得をしませんし、残念な気持ちになる人が増えるだけです。
神楽殿

信長塀を見学したあとは、いよいよ本宮へ向かいます。
本宮の隣にあるのが神楽殿です。ここはご祈祷が行われる社殿で、この日もスーツ姿の参拝者が大勢集まっていました。
神楽殿と本宮の間には、おみくじやお守りを授与する場所があります。
気になるお守りはありましたが、まずは本宮で参拝することにしました。
熱田神宮 本宮

いよいよ熱田神宮の本宮で参拝します。
参道では中央を避けて歩きますが、お参りをする際は賽銭箱の正面に立ちます。
2. 鈴がある神社では鈴を鳴らす(熱田神宮の本宮にはありません)
3. 二礼二拍手一礼
二礼:神様へ深く2回お辞儀します。
二拍手:胸の前で2回拍手を打ち、そのまま手を合わせてお祈りします。
一礼:最後にもう一度、深くお辞儀します。
授与所(旧:社務所)
参拝を終えたら、次は授与所へ。
たくさんの人が並んでいましたが、お目当てはやっぱりお守りです。
熱田神宮は、お守りの種類がとにかく豊富。お札を除いて数えてみると、なんと23種類もありました。(2019年当時)
一般的な袋タイプだけでなく、カードタイプや巾着タイプもあり、同じお守りでも色違いが用意されているものもあります。
ご利益だけでなくデザインや色で選ぶ楽しさもあり、「どれにしよう…」と迷ってしまうほどでした。
こんなにあるお守り

2019年当時に授与されていたお守りは次のとおりです。
- 身体守(7タイプ)
- 快気守
- 交通守(9タイプ)
- 旅行守
- こころ守
- 防災守
- 守護笛
- 結び守(2タイプ)
- 吉報守
- 白鳥守
- 子宝守(2タイプ)
- 厄除守(2タイプ)
- 災難除守
- 学業守(2タイプ)
- 合格守
- しあわせ小槌
- 安産守
- 仕事守
- 勝守
- ますらお男守
- なでしこ女守
- 福守
私は事前に決めていた勝守を授かりました。
この勝守を手に向かうのは、熱田神宮でも特に訪れたかった一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)です。
さらに、お清水さまや信長ゆかりのパワースポット、かわいい旅行守も登場します。
……ということで、少し長くなってしまったので続きは後編へ!










