海外旅行でeSIMを使ってみた!AiraloとHolaflyを比較した感想

海外旅行で利用したAiraloのeSIM

海外旅行の通信手段といえば、以前は現地でSIMカードを買うことが多かったのですが、スマホを買い替えてようやくeSIMが使えるようになりました。

長年愛用していたiPhone XはeSIM非対応。

iPhone XS・XS Max・XR以降はeSIMに対応しているので、念願のeSIMデビューです。

※対応機種や仕様は変更される可能性があるため、利用前にAppleや各eSIMサービスの公式サイトをご確認ください。

さて、どこのeSIMを使おう。

海外旅行向けのeSIMはいろいろありますが、今回使ってみたのは「Airalo(エラロ)」と「Holafly(オラフライ)」。

実際に複数の国で使ってみると、それぞれ特徴がかなり違いました。

この記事では、実際に海外旅行でAiraloとHolaflyを使ってみた感想と、物理SIMとの使い分けについて紹介します。

SIMカードとeSIMの違い

まずはSIMカードとeSIMの違いから。

ざっくりいうと、

SIMカード(物理SIM)
スマホ本体にカードを入れて利用するSIM

eSIM
スマホ本体に内蔵されたデジタルSIM。対応機種ならオンラインで通信プランを追加できる

eSIMの便利なところは、SIMカードを抜き差ししなくても回線を切り替えられること。

海外旅行用のeSIMを事前に購入しておけば、現地に到着して設定した回線をオンにするだけで使えます。

また、eSIMだからデータ通信専用、物理SIMだから電話番号付きというわけではありません。

商品によってデータ通信専用のものもあれば、通話やSMSに対応したものもあります。

旅行先や使い方に合わせて選ぶのがおすすめです。

複数国を周る旅行でAiraloを使ってみた

今回最初に選んだのがAiralo。

購入したのは、複数の国で使えるグローバルeSIMでした。

当時購入したプランは有効期限30日・3GB。

※Airaloの対応国やプラン、料金は現在変更されています。最新情報は公式サイトをご確認ください。

3GBというと少なく感じるかもしれませんが、私の場合は外出中にGoogleマップや検索を使う程度。

ホテルではWi-Fiを使いますし、動画を大量に見るわけでもないので、これくらいでも十分だろうと考えました。

物理SIMと違って、購入後すぐに設定できるのもeSIMの便利なところ。

設定も日本語で表示され、案内に沿って進めるだけでした。

そして実際に使ってみた結果、

サクサク繋がるし、とても良い!

この旅行ではタイ、オマーン、UAE、スリランカ、マレーシア、韓国など複数の国を周りましたが、対応エリアでは到着後に回線を切り替えるだけで利用できました。

国を移動するたびにSIMカードを購入する必要がないのは、周遊旅行ではかなり便利です。

Airaloのアプリでは残りのデータ量も確認できます。

AiraloのeSIMアプリ

Airalo:eSIMで海外旅行中もスマホ&インターネット
開発元:Airalo
無料
posted withアプリーチ

電話番号が必要なら現地SIMとの使い分けも便利

今回の旅行では、スリランカで電話番号が必要になったため現地でSIMカードも購入しました。

ここで便利だったのが、eSIMと物理SIMを使い分けられること。

eSIMを入れたからといって、必ずeSIMだけを使わなければならないわけではありません。

必要に応じて回線を切り替えられるので、

「普段のデータ通信はeSIM」
「現地の電話番号が必要な時は現地SIM」

という使い方もできます。

長期旅行や複数国を周る旅では、この自由度の高さがかなり便利でした。

韓国ではHolaflyの無制限eSIMを使ってみた

Airaloの残りデータ量が少なくなってきたところで、最後の旅先は韓国。

3泊4日の滞在です。

韓国では翻訳アプリやマップを頻繁に使う予定だったため、データ量を気にせず使えるeSIMを探しました。

そこで選んだのがHolafly。

Holaflyはデータ無制限のeSIMを多く扱っているのが特徴です。

当時は韓国用eSIMを3日間・1,800円で購入しました。

※こちらは購入当時の料金です。現在の料金・利用期間・通信条件は公式サイトをご確認ください。

韓国でデータ無制限にしたかった理由のひとつが翻訳。

入るお店にもよりますが、私が好んで入る韓国のお店はハングルだけのメニューも多いんですよね。

そんな時はスマホの翻訳が必須。

データ残量を気にせず使えるのは安心でした。

韓国の飲食店で翻訳アプリを使ったメニュー

ま、翻訳してもこんなのばかりだけれども。

そば粉を使ったものだとはわかります(笑)

AiraloとHolafly、どっちが良かった?

実際に両方使ってみましたが、

どちらが絶対に良いというより、旅行スタイルによって使い分けるのが良い

というのが感想です。

複数の国を周る旅行では、1つのeSIMで複数国をカバーできるグローバルタイプが便利。

一方、韓国のように翻訳や検索を頻繁に使う場所では、データ無制限のプランが安心でした。

今回使ったAiraloのデータは、ホテルのWi-Fiや現地SIM、Holaflyを併用したこともあり、最後まで少し残りました。

Holaflyはデータ残量を気にする必要がなかったので、Wi-Fiの繋がりが悪かったホテルでもeSIMに繋げっぱなし。

どちらも通信自体は問題なく、快適に使えました。

eSIMを選ぶ時はデータ量だけでなく電話番号も確認

海外旅行用eSIMを選ぶ時に注意したいのが、電話番号やSMSの有無です。

データ通信専用のeSIMでは、SMS認証が必要になった時に困る場合があります。

今回それを実感したのがタイでした。

スワンナプーム空港でGrabを利用しようとしたところ、認証のためSMSで認証番号を受け取る画面が表示されました。

ところが、その時使っていたeSIMは電話番号のないデータ通信専用。

今まで普通に使っていたGrabが使えない……。

そこで役立ったのがWhatsAppでした。

電話番号が使えない時にWhatsAppが役立った

WhatsAppは世界各国で利用されているメッセージアプリ。

今回の旅行では航空券の購入時に必要になったため、事前に登録していました。

そのおかげでGrabの認証にも利用でき、無事にタクシーを呼ぶことができました。

海外ではホテルとの連絡にWhatsAppを使うこともあります。

日本ではLINEを使うことが多いですが、海外旅行ではWhatsAppを入れておくと役立つ場面があるかもしれません。

海外旅行で利用したWhatsApp Messenger

WhatsApp Messenger
開発元:WhatsApp Inc.
無料
posted withアプリーチ

スワンナプーム空港にはGrabの専用乗り場がある

ちなみに、タイのスワンナプーム空港にはGrabの専用ピックアップポイントがあります。

場所は国際線到着フロア1階、4番出口付近。

以前はドライバーによって待ち合わせ場所が違い、広い空港内を移動するのが大変でしたが、専用乗り場ができてかなりわかりやすくなりました。

スワンナプーム空港のGrab専用ピックアップポイント

実際のピックアップポイントの様子。

タイ旅行でGrabを使う場合は覚えておくと便利です。

海外旅行でeSIMを使ってみた感想

初めて海外旅行でeSIMを使ってみましたが、

もうSIMカードを入れ替えなくていいのはめちゃくちゃ楽。

これが一番の感想です。

特に複数国を周る旅行では、国境を越えるたびにSIMカードを探す必要がないのが便利でした。

一方で、データ通信専用eSIMでは電話番号やSMSが使えない場合があります。

旅行先や用途によって、

  • ・複数国を周るならグローバルeSIM
  • ・データをたくさん使うなら無制限eSIM
  • ・現地の電話番号が必要なら電話番号付きeSIMや現地SIM

と使い分けるのが良さそうです。

料金や対応国、データ容量は頻繁に変わるので、購入する時点で最新のプランを比較するのがおすすめ。

私も次の海外旅行では、行き先と日数に合わせてeSIMを選ぶつもりです。

- Update: 2026-08-19 by

AUTHOR

びえんぬ

びえんぬ

2016年から旅ブログ「キュートラ」を発信しています。

▶ プロフィールはこちら

BOOKS

『旅で人生は変わらない。たぶん』

それでもまた旅に出たくなる理由

『横断おじさん』

旅先で出会った、ちょっと変で優しい人たち

▶ Amazon著者ページはこちら

関連記事